レビュー「CCNA Super Express」

by けんた

2010/09/26 17:49


CCNA Super Express とは
製品名 : CCNA Super Express
発売元 : イーラーニング
価 格 : 26,250 円
発売日 : 2008/04/14(個人向け)
評 価 : (総合評価)

イーラーニングさんより発売されている「CCNA Super Express」を使わせて頂く機会ができましたので、レビューさせて頂きます。 「CCNA Super Express」はCCNAのトレーニング用教材で「スクールに行かなくても、スクールレベルの学習ができる!」と言ってもいいくらいよくできた教材です。

CCNAの試験範囲はICND1とICND2に分かれており、「CCNA Super Express」にはこの両方が含まれています。

試験番号640-802の試験に合格すると、CCNAという資格が取得できます。
しかし、640-802の試験は難しいので、ICND1とICND2に分けて試験を受けることができるようになっています。
ICND1は試験番号640-822で、これに合格すると、CCENTという資格も取得できます。
ICND2は試験番号640-816で、これに合格しても特に資格がもらえるわけではありませんが、640-822に合格していればCCNAが取得できます。

つまり、

ICND1(640-822) + ICND2(640-816) = CCNA(640-802)

ということです。

したがって、CCNAを取得しようと思ったら、ICND1とICND2の両方の範囲の試験勉強をしなくてはなりません。 640-802を受ける場合もこれは変わりません。 「CCNA Super Express」は、これに合わせてICND1とICND2に分かれていますので、ICND1(640-822)とICND2(640-816)を受験する場合にも、CCNA(640-802)を受験する場合にも役立ちます。


「CCNA Super Express」はWebによるオンラインでの提供です。 つまり、インターネットに接続して使うってことですね。 このメリットは新しいコンテンツを簡単に追加でき、もしミスがあってもリアルタイムで修正できることです。 有効期限は登録後6か月間ですが、もし試験に落ちて、その証明書(不合格通知)を送れば1ヶ月間×2回無料延長してくれるそうですので、最大8か月間になるようです。 マニュアルは全てPDFで提供されています。 こうやってコストダウンしてるんですね。 「CCNA Super Express」を学習していくにあたって、やはりマニュアルが紙として手元にあった方がいいのでプリンタでPDFを印刷しましょう。 そして、そのマニュアルを見ながら学習を進めていきましょう。

「CCNA Super Express」は、スクールの授業をそのままストリーミング化したって感じなので、スクールの授業を受けているような感じで学習できます。 講師の方のしゃべり方も抑揚があってとても聞きやすく、飽きさせない説明の仕方で、他の e-learning 教材に比べるとずば抜けていい教材だと思う。 ストリーミング教材でよくあるコンピュータで作ったような声でもないし、意味も解らず単にテキストを読んでいるような声でもないので、説得力があり非常にわかりやすく説明してくれています。
http://download.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=5,0,0,0' width=208 height=160>

■ 「スクール」対「CCNA Super Express」
スクールでの「生授業」「実機操作」「スクールに通う仲間同士で楽しく勉強ができる」などは、CCNA Super Expressにでは体験できませんので、絶対にスクールよりはCCNA Super Expressの方がいいとまでは言えません。 しかし、「価格」「スクール並みの授業内容」「質問もメールでできる」「自宅に居ながら勉強できる手軽さ」などを考えたら、CCNA Super Expressは十分に魅力がある教材だと思います。


■ 「CCNA Super Express」の動作環境
OS Microsoft Windows XP (SP2にて確認)
Microsoft Windows Vista
※WindowsXP(SP2)以降では、ポップアップブロック機能の解除が必要。
Webブラウザ Microsoft InternetExplorer 6.0(SP1、SP2), 7.x
その他Silverlight 2.0以上

動作環境に載っていないので、e-learningさんは保証していないんでしょうけどWindows 7でも使えましたよ。(^^)

CCNA Super Expressの使い方
CCNA Super Expressにログインすると、以下の画面が表示されますので「CCNA Super Express」をクリックします。



次に以下の画面が表示されますので自分の学習したい内容に合わせて「ICND1」か「ICND2」をクリックします。
今回はCCNAを最初から勉強するという意味で、「ICND1」をクリックします。



次に以下の画面が表示されますので、使っているPCにSilverlightがインストールされていなければ、「Silverlight3 インストール」の横にある「学習開始」をクリックしてSilverlightをインストールします。



Silverlightがインストールされていれば(もしくは、Silverlightのインストールが完了したら)、「0. はじめに」をクリックします。



次に以下の画面が表示されます。
ここでCCNA Super Expressの利用方法を学習します。
また、CCNA Super Expressのテキストもここからダウンロードすることができます。
ダウンロードする場合は、「全部入りテキスト(2010/7/10版)」の横にある「学習開始」をクリックします。



では1つ前に戻りましょう。
「ICND1(CCNA Super Express)」をクリックします。



次に「1. コンピュータ/ネットワーク基礎」をクリックします。



各章ごとのテキストもダウンロードできます。
「0.ポイント」の横にある「学習開始」をクリックします。



新しいウィンドウが開きます。


@をクリックすると、ビデオが始まります。
Aをクリックすると、オンラインでテキストを見ることができます。
Bをクリックすると、モニタの画面いっぱいに拡大表示します。


@をクリックしました。
ビデオが始まります。


Aをクリックしました。
テキストを見ることができます。


マウスを使ってテキスト表示をズームさせることもできますが、非常に見辛いです。


Bをクリックしました。
ここでの表示は小さいですが、実際にはモニタ画面いっぱいに表示しています。
このようにすると、テキストも非常に見やすくなります。
ただし、自分のPCのモニタの画面サイズが大きくないと意味ないですけどね。
私のモニタの画面は1680×1050ですが、非常見やすくなりました。


基本的な使い方はこんな感じです。

後は、DFAQとか、メールでの質問とか、メモ書きとか、キーワードによるWeb検索とかできます。

1つなかなかわからなったことをネタとして書いておきます。
ビデオの再生が終わった後、一番上にメニューが表示されます。 (赤の長四角で囲ったこと)
もう1度同じビデオを見たいと思って、ビデオの開始ボタンを押すと、ビデオが再生されますが、一番上のメニューが表示されたままで非常に邪魔です。
どうやって消すんだろうと、いろいろやってみたら一番下の「i」のマーク(赤○のところ)をクリックすると消えました。
「i」のマークって、単なるデザインかと思ってた。 ボタンならボタンらしいアイコンにしてよ。 わかりにくい・・・

この画面を閉じる場合は、右一番下の赤□の×をクリックします。

メンターさんとDFAQ


赤○のところを拡大したのが↓。


質問はメールで行なうことができます。
Mailボタンをクリックして質問メールを送ると、メンターさんが24時間以内(ただし、営業日)に返事をくれます。 何度でも質問できるようなので、わからないことがあったらどんどん質問した方がいいと思います。

ここでけんたが一番気に入ったのは DFAQ と呼ばれているもので、他の人が質問した内容を見ることができることです。 上の図のDFAQのところに「3」とありますが、これは今見ているビデオの内容のところで「3」つの質問があるよ。 ということです。 DFAQがあるかないかすぐに見れるのは便利ですね。 ここが「0」以外なら、このDFAQのボタンを押すと、今までの質問とその回答が表示されます。

同じ教材を使って勉強している他の人の質問って非常に勉強になるんですよね。 自分では気がついていないことや、自分も疑問に思ってたんだけどどう質問していいのかわからなくてもやもやしていたことが、他の人が質問してくれてるってことよくありますからね。 同じ教材を使って勉強してる人は、だいたい同じところに疑問を持つもんなんですよね。

スクールでも、講義形式のメリットの1つに「他人の質問」というのが良く上げられます。 だいたい要所要所で講師の人が「今の箇所で質問ありませんか?」って聞くんですね。 だいたい、その時に、真剣に講義を聞いている人が質問するんです。 そうすると、ぼーと、いやいや普通に講義を聞いていた人が「あの人すごーい!あんな質問ができるんだ。 えー、僕もガンバろっと。 」と思ったり、「確かにー、そう言われてみれば、そこよくわかんないやー」と思ったりするわけです。 そうすると、講義中の質問が活発になっていって、「質問が多すぎて、授業が進められないー!」っと講師の人が泣きたくなるほど大変になっちゃうんですね。 (^o^) でもこれがスクールのいいところなんですよ。

やっぱりスクールとは違うので、このスクールのいいところをそのままは持ち込めてはないんですが、「CCNA Super Express」の DFAQ にはこれに近い効果があると思います。

第1章 コンピュータ/ネットワーク基礎
章評価 :

【 章構成 】
■ ICND1
0.ポイント
10.PC基礎用語
20.社内ネットワーク
30.PCネットワークコマンド
40.インターネット
50.2進数
60.16進数
70.RFC
999.まとめ
第01章 章テスト01
第01章 章テスト02

【 感想 】
CCNA 用教材に「コンピュータ基礎」が入っているのはすごくいいことだと思う。 CCNA の取得を目指して勉強してる人がみんなコンピュータの基礎的なことを知ってるかって言ったら、そんなことないんだよね〜。 でも、ルータも仕組みはコンピュータ(身近なものでパソコン)と全く同じなんだよね。 だから、コンピュータの基礎を勉強することってとても大事なことなんですよ。 それに、CPU って何?メモリって何?って人が CCNA を持っててもどこも雇ってくれないし、意味なし!って感じ。 レベルにもよるけど、「コンピュータ基礎」は、CCNA だ!MCP だ!って言う前に勉強しなきゃいけないことなのだ!

だから、当然ながらスクールの「CCNA 資格対策コース」には、「コンピュータ基礎」なんてものは入っていない。 よく、スクールの CCNA や MCP の授業を受けている人が、授業で話している言葉が全くわからない!って言ってるのをよく聞くんだけど、わからない用語の半分くらいは、DRAM やインターフェイスな〜んていう一般的なコンピュータ用語なんだよね。 そういうのって、「資格取得のための勉強」の前にしておかなければいけない勉強でしょ!って感じのものなのだ。 だから、ちゃんとしたスクールには「コンピュータ基礎」っていう授業が別にあって、生徒のレベルに合わせてそういうのを「CCNA 資格対策コース」の前に受けるように勧めているんだよね。

「ネットワーク基礎」は CCNA に深く結びついてることなので、「CCNA 資格対策コース」の中に含まれているスクールもあれば、含まれていないスクールもある。 どこまでを基礎って言うかによっても変わってきますよね。

その「コンピュータ/ネットワーク基礎」が CCNA 資格対策用教材である「CCNA Super Express」に含まれてるってことは、初心者にとって大変有難いことだと思う。 それに、コンピュータとルータを対比させて説明してるところもとてもいい。 ・・・・・・がー、如何せん説明が短い。 たぶん、初心者だったら何も考えず「ふ〜〜〜ん」っと聞き流していくと思うが、本当ならもう少し詳しく説明して欲しい。 例えば、CPU やメモリやインターフェイスの説明があるんだけど、ここでは、実際のコンピュータ内部の写真でも載せて、「これが CPU だよ。 これがメモリだよ。 これが PCI バスだよ。 」って見せて欲しい。 2進数や16進数の説明ももう少し詳しくして欲しい。

    

CCNA 資格対策用の教材だから・・・って言われたらそれまでなんだけど、深く突っ込んだ説明は要らないから、もうちょっと説明を足してくれると、初心者でもよくわかるようになると思うんだけどなぁ〜

■ 章末問題
各章末には章テスト問題が付いています。 選択問題や記入問題、更にはラッグ&ドロップの問題もありました。



※ 著作権上の問題を考慮し、ぼかしを入れています。

各章ごとに勉強したことを確認できる章末問題はなかなかいいですね。


で、この章の評価としては、「コンピュータ/ネットワーク基礎」を CCNA 資格対策用教材に含めたことに関しては満点の なんだけど、説明がもうちょい欲しいということで -2 しちゃいました。 ただし、この章は初心者のための章で、知ってる内容ばかりっていう人も多いと思う。


第2章 OSI 参照モデル
章評価 :

【 章構成 】
■ ICND1
0.ポイント
10.OSI参照モデル
20.カプセル化
30.各レイヤーの働き
40.OSI参照モデルとTCP/IPモデル
50.ネットワークをモニタする
60.Cisco3階層モデル
999.まとめ
第02章 章テスト01
第02章 章テスト02
第02章 章テスト03

【 感想 】
OSI 参照モデルの各層の機能はどういうもので、どの層でどのプロトコルが動作し、どの層でどのネットワーク機器が動作するかを、一番最初に理解することはひじょーーーに大事なことだ。 最初にこれを理解しておくと、CCNA の勉強を各層で捉えられるようになり、理解度が俄然アップするのだ。

しかーし、一番最初に OSI 参照モデルを説明されて理解できる人は、ものすごく頭がいいと思う。 けんたが OSI 参照モデルという言葉を最初に聞いたのは「ネットワークの世界」ではなく「通信の世界」だった。 つまり、LAN ではなく、WAN の方だ。 その時は、わかりやすく書いてある?本を読んでもさっぱりわからなくって、「OSI 参照モデルってなんだよー!」「参照って何を参照してんだよー!」って思ってた。 その頃は、OSI 参照モデルって言葉を聞いて、「何かを参照してる」んだと思ってたんだけど、どっちかって言うと、参照される方なんだよね。

別にどっちだっていいことなんだけど、その時は、「参照」って言葉がすごく気になって、その言葉が入っているだけで全く理解できない宇宙語になってた。 たぶん、「OSI 参照モデル」って言わずに、単に「OSI モデル」って言ってくれた方がすんなり入ってきたと思う。 「通信の世界」では、英語を日本語に忠実に直訳してるせいか、さっぱりわからない専門用語が山のようにあって、もう理解不能って感じだった。

本当は「OSI 参照モデル」の中身の理解をしなきゃいけないのに、「OSI 参照モデル」という言葉の意味を理解しようとしていたのだ。 だから余計に拒否反応を起こしてしまったのだろう。 英語を直訳した言葉の意味を理解しようとしても意味ないのに・・・・

ちょっと前フリが長くなっちゃったんだけど、「OSI 参照モデル」は基本中の基本ですごーく大事なんだよね。 でも、勉強始めてすぐ「OSI 参照モデル」を説明されてもわからないことだらけだと思う。 例えば、「トランスポート層で信頼性の高い通信を実現している」と言われても、「あーそうですか」としか言えないし、かといって、どういう機能を使ってどういう風にそれを実現しているかを、CCNA の勉強を始めてすぐの人に説明してもチンプンカンプンで全く理解できないと思う。 勉強って、簡単なことから順に難しいことへと進んでいってくれないと、理解できないし拒否反応を起こしちゃうよね。 最初にどーんと難しいことを細かーく説明されたら、もういっぱいいっぱいでご馳走様って感じ。

だから、最初に勉強しなきゃいけない「OSI 参照モデル」なんだけど、第2章で勉強するのが嫌になるくらい詳しく細かい説明をやっぱしちゃーいけないと思う。 第2章レベルだったら、必要最低限レベルの説明で終わっていた方が継続して勉強していけるんじゃないかと思うね。 そういう意味では、「CCNA Super Express」は第1章に引き続き、第2章も非常に短めでさらりとした説明になっていていいと思う。 CCNA の勉強を始めたばかりの人だったら、現時点では、これ以上説明されても消化しきれないと思う・・・たぶんね。

    

しかし、これだけの説明では到底理解できないから、第3章、第4章、第5章と進むにつれて、「OSI 参照モデル」に照らした説明をしてもらわなきゃいけない。 やっぱ CCNA では「OSI 参照モデル」に則って説明をするってー言うのが基本だ。 そういう説明があるかないか現時点ではわからないので、現時点でのこの章の評価は 3 である。

受講者のレベル以上の内容を無理やり理解させようとしていないのは、「CCNA Super Express」のいいところですね。


第3章 Cisco IOS
章評価 :

【 章構成 】
■ ICND1
0.ポイント
10.Cisco機器外見
20.インターフェイス
30.Cisco機器内部
40.管理のための接続
50.CiscoIOS
60.CLI
70.設定ファイル
80.IOSイメージ
90.CLIヘルプ
100.拡張編集コマンド
110.CLIの例
120.パスワード設定
130.インターフェイス設定
140.メッセージの制御
150.コンソールエラーメッセージ
160.Ciscoルータの起動
170.コンフィギュレーションレジスターの設定
180.初期セットアップモード
190.showversion
200.パスワードリカバリー
210.CDP
220.CDP情報
999.まとめ
第03章 章テスト01
第03章 章テスト02
第03章 章テスト03
第03章 章テスト04
第03章 章テスト05
第03章 章テスト06
第03章 コマンド入力テスト01

【 感想 】
第3章は長かった〜。 問題まで全て終わるまでに 3 時間近くかかりました。 ほんとは半分くらいで一休み入れればよかったんですが、一挙にやっちゃいました。 (´ 3`)=3 ふぅ〜

でもさすがに長時間あるだけあって、非常にわかりやすく説明してくれてますね。 第1章、第2章とは大違い。 Cisco ルータの外部と内部の写真が載っており、Ciscoルータのケースを開けたらこんな風になっているのかというのがわかる。 それから、Cisco ルータの物理的形状の話がとても詳しくされていて、ハードウェアからソフトウェアへと説明していく流れがよく、すんなりと Cisco ルータのコマンド入力に入っていけるようになっている。 実際にコマンド入力しながら説明するところもあり、「あ〜、コマンドってこういう風に入力していくんだ〜」って、たぶん初めて見る人は思うんじゃないかな。
http://download.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=5,0,0,0 width=320 height=240>http://www.macromedia.com/jp/shockwave/download/index.cgi?P1_Prod_Version=ShockwaveFlash type=application/x-shockwave-flash width=320 height=240>
すごい! 擬似シミュレーション問題が1問ありました。
今回はパスワードの設定ですが、実際にルータにコマンドを入力しているのと同じように入力します。 ただし、あくまで擬似シミュレーションなので、間違ったコマンドは受け付けなかったり、エラー表示はなかったり、多くの制限はあります。 しかし、コマンド入力の練習には最適だと思います。 実機を持っていない方は是非やってみるといいでしょう。


ほんとに、「CCNA Super Express」の第 3 章はとてもよくできていますね。 でも、すごく盛りだくさんなんで、途中で休みを入れつつやらないとむちゃくちゃ疲れますよ。 やっぱ勉強するのは 1 時間が限度ですから、第 3 章は 3 回くらいに分けて勉強するのがいいと思います。


けんたは某 IT スクールの講義形式の「CCNA 資格対策コース(25 時間)」を無料で受けさせて頂いたことがあるんですが、「CCNA Super Express」は、そのスクールの講師の方の説明よりもずっとわかりやすいし、詳しく丁寧ですね。 もともと、たった 25 時間で CCNA を勉強しようなんてちょっと無茶な講座だなぁ〜って思っていましたが、他の受講者(ちゃんと有料で来てる人たち)は全く付いていけてない様子でした。 全ての講義が終わったにもかかわらず、ルータの基本的な働きが全然わかっていない人もざらで、講義を受ける前とレベルがほとんど変わってないんじゃないの?って感じの人も多々。

スクールに来る人って、ほとんどの人が初心者なんだけど、講座内容が初心者向けじゃないんだよね。 たった 25 時間じゃあ仕方がないんだと思うけど、進めるスピードが速い早い。 超特急って感じ。 確かに、試験で重要なポイントは説明してるんだけど、その説明を理解するレベルの達していない人ばかりなんだよね。 足し算引き算のわからない人に、微分積分の計算方法を説明してるって感じで、全然無理。 結局、みんな、全ての講義が終わった後に、スクールでもらったCCNA対策本を何度も読んで、「わからない。わからない。」と言いながら何度も何度も試験を受けてましたね。 15 万円くらいしてた講座だったから、試験代を合わせると軽く 20 万円は超えちゃってるでしょうね。

そのスクールの講座に比べると「CCNA Super Express」の方が断然いいですね。 他の章もやってみないとわかりませんが、15 万円くらいの講座よりも 2 万 6 千円くらいの「CCNA Super Express」の方が断然いいっていうのもなんかなーって感じですけど、こればっかりはやってみないとわかんないですからねー。 最終的判断は全部の章をやってからになるけど、今のところ「恐るべし、CCNA Super Express」って感じですな。(ーー;)


第4章 LAN
章評価 :

【 章構成 】
■ ICND1
0.ポイント
10.ネットワークの基礎
20.トポロジー
30.LANを構成するハードウェア
40.ネットワーク機器の比較
50.ドメイン
60.接続ケーブル
70.UTPケーブルの種類
80.LANの規格
90.CSMA/CD方式
100.イーサネット規格
110.イーサネットフレーム
120.MAC副層,LLC副層
130.送信モード
140.トークンパッシング方式
150.無線LAN
160.無線LANのセキュリティ
999.まとめ
第04章 章テスト01
第04章 章テスト02
第04章 章テスト03
第04章 章テスト04
第04章 章テスト05

【 感想 】
全体的にこの章も詳しくわかりやすく説明してくれてるんだけど、第3章の充実度から比べると、イマイチかな〜。 ちょっと物足りなさを感じてしまう。 例えば、イーサネットフレームのフレーム形式として、Ethernet IIとIEEE 802.3の2つ説明をしてるんだけど、説明を聞いた後に、「そんで、何?」って思わず思ってしまった。 フレーム形式の説明も両者の相違のポイントも説明してくれた。 そこまではとても良かったんだけど、最後に1つ足りないんじゃない?って感じ。 何が足りないかって言うと、その2つをどういう風に使い分けてるのかってところ。 2つあるんだったら(実際にはもっとあるけど)、用途によって使い分けてるはずだよね。 もしかしたら、どちらか片方しか使われなくなったかもしれない。 そういうことに一切触れてないから、なんだか尻切れトンボで説明が終わっちゃってるって感じがしてしまう。

同じ疑問を他の受講者も感じたみたいで、DFAQに上に書いたことに近い質問とそれに対する返事が載ってた!
みんな疑問に思うとこって、同じなんだよね。

それから、第1章にもネットワークの基礎があったけど、この章にもネットワークの基礎がある。 思うに、この章のいくつかは、第1章に含めた方がいいんじゃない?って感じ。 ほんとにネットワークの基礎的なことで、第2章のOSI参照モデルや第3章のCisco IOSよりも簡単な内容なので、これらを勉強するより前に勉強した方が入りやすいんじゃないかと思う。 勉強する順番を決めるのって、すごく難しいんだけどね。

ついでに「トークンパッシング方式」ってCCNAの試験に出るんだっけ?もし出ないんなら、これって省いちゃってもいいんじゃないかな? もち、まだ使ってるとこもあるんだけど、IPX同様、もうCCNAで勉強しなくってもいいんじゃないの?って気がする。

それから、CCNA 640-802の新範囲の無線LANがちょっと薄すぎ。

無線LANはもう少し突っ込んで説明しないと、試験には対応できないと思う。 無線LANが「CCNA Super Express」の他の部分で説明されていないか第5章以下の項目を見たんだけど、無線LANという項目がなかったので、たぶん無線LANはこの章だけで終わりっでしょう。 だったら絶対に少なすぎです。

特に今はCCNAの新範囲からは、ほとんど無線LANしか出ないと言われているので、無線lANは重要です。

第5章 TCP/IP
章評価 :

【 章構成 】
■ ICND1
0.ポイント
10.ネットワークアドレスとルータの役割
20.IPアドレス
30.クラス
40.サブネット化
50.サブネット数、ホスト数の計算
60.他のIPアドレス
70.適切でないIPアドレス
80.MACアドレスとIPアドレス
90.ping
100.同一ネットワークパケットの流れ
110.非同一ネットワークパケットの流れ
120.アドレスの変化
130.IPコンフィギュレーション
140.IP設定の確認
150.TCPとUDP
160.TCP確認応答
170.ポート番号
180.telnet
185.telnetの危険性とssh
187.sshの設定
190.ネットワークセキュリティ
200.IPv6アドレス構造
210.IPv6アドレス設定と種類
220.IPV4-V6の混在
999.まとめ
第05章 章テスト01
第05章 章テスト02
第05章 章テスト03
第05章 章テスト04
第05章 章テスト05
第05章 章テスト06
第05章 章テスト07
第05章 章テスト08
第05章 コマンド入力テスト01

【 感想 】
いや〜この章は本当にわかりやすいですね。 特にサブネッティングができない人には絶対お勧めです!!!

この章を見て、サブネッティングがわからないという人はいないでしょう。
それだけ素晴らしいです!!!

    

それから、ローカルネットワークからリモートネットワークへのパケットの流れも非常にわかりやすく説明されており、現在のCCNA 640-802の試験でも重要なパケットヘッダーやフレームヘッダー内のアドレスに関してもこの章を見れば一目瞭然です。

CCNA 640-802用として、「SSH」「ネットワークセキュリティ」「IPv6」がこの章に新たに追加されています。

「SSH」は、何故sshを使うのか、何故telnetじゃいけないのかの説明や、sshでの実際の設定やsshでの接続方法を実際のコマンドを入力している画面を表示して説明してくれているので、非常にわかりやすかったです。 実運用でも、インターネット経由の設定などでは絶対にtelnetは使わず、sshを使います。 そういう意味でもsshは重要ですね。

「ネットワークセキュリティ」は用語説明にとどまっていますが、「IPv6」は表記方法やアドレス割り当て、更にIPv4とIPv6の共存ネットワークについても説明しています。 現在のCCNA 640-802の試験ではこの程度で十分かな?って感じなので問題ないでしょう。

とても素晴らしい内容だったのですが、ちょっとマイナス点があったので にはなりませんでした。

マイナス点は、IPv6のアドレス割り当てのところの説明で、「EUI-64を使用する手動設定」と「ステートレス自動設定」の違いがイマイチわからなかったことです。 ちなみに、「EUI-64を使用する手動設定」と「ステートレス自動設定」の違いは、CCNA Super Expressのテキストを見ればわかりますので、必ずテキストは見るようにしましょう。


第6章 スイッチ
章評価 :

【 章構成 】
■ ICND1
0.ポイント
10.ブリッジ/スイッチ/ハブ
20.ハブの場合
30.スイッチの場合
40.スイッチングモード
43.スイッチ基本設定
45.スイッチポートの設定
999.まとめ
第06章 章テスト01
第06章 章テスト02
  ■ ICND2
0.ポイント
45スイッチポートの設定
50.スイッチによるループ
60.STPの動作
70.STPポートステータス
80.STPの高速化
90.STPモニタリング
100.VLANのメリット
110.VLANの仕組み
120.トランクリンク
123.VLANでのSTP
125.ルータとトランクリンク
130.VLANモニタリング
140.VLANの理解
145.イーサーチャネル
150.VTP
160.VTPプルーニング
170.VTPの作成/確認
180.SWの管理
190.Catalyst2950の設定
999.まとめ
第06章 章テスト01
第06章 章テスト02
第06章 章テスト03
第06章 章テスト04
第06章 コマンド入力テスト01

【 感想 】 この章はICND1とICND2に分かれていますが、感想は両方まとめて記載しています。
CCNAでのメイン機器といえば、スイッチとルータです。 この章はこのメイン機器であるスイッチの勉強です。 だから本当はすごく難易度の高い章なんですよ。 でも、CCNA Super Expressはこれをわかりやす〜く説明してくれてるんですね。

まず、ハブ、ブリッジ、スイッチの違いを、次にスイッチの機能の説明に移ります。 スイッチの機能の説明の中で特にSTPがいい。 STPに関してはCCNAのどの本よりもわかりやすく説明していると思う。 STP でのルートブリッジの選出やルートポート、代表ポートの決め方など詳しく解説しているので、本を読んでも理解できない人には絶対にお勧めです。

    

もちろん、VLANやVTPに関しても説明がとてもわかりやすい。 初心者にとっては、STPやVTPって意外と難しいと思うんだけど、やっぱり図を見ながら説明してくれるとわかりやすいですね。

スイッチって、ルータと違って、基本は何も設定しなくても使えるんですよ。 だから、CCNAなんかでネットワークの機器の勉強をしなかったら、もし、家の中でスイッチを使っていても、スイッチに何か設定するってことは思いつかないと思う。 でも、私たちが家の中で使うスイッチは何も設定できないんですよ。 CCNAを勉強した後、どんなスイッチにもIPアドレスの設定やVLANの設定ができるとは思わないように注意してくださいね。


第7章 ルーティング
章評価 :

【 章構成 】
■ICND1
0.ポイント
10.ルーティングとは
20.スタティックルーティング
30.ダイナミックルーティング
40.デフォルトルーティング
50.ルーティング情報
60.ルーティングプロトコル
70.RIPの概要
80.RIPの特徴
90.コンバージェンスの高速化
100.RIP設定
110.show ip protocols
120.debug ip rip
130.RIPのモニタリング
135.RIPV2
999.まとめ
第07章 章テスト01
第07章 章テスト02
第07章 章テスト03
  ■ICND2
0.ポイント
120.debug ip rip
130.RIPのモニタリング
135.RIPV2
140.IGPとEGP
150.IGRPの概要
160.ロードバランシング
180.サブネットでのクラスフルルーティング
190.クラスレスルーティングプロトコル
200.OSPFの概要
210.OSPFエリア
220.マルチアクセスでのOSPF
230.DR/BDRの選出
240.OSPF設定
250.OSPF動作の確認
260.EIGRPの概要
270.EIGRP動作の確認
280.ディフォルトルートの伝播
290.ルーティングプロトコルまとめ
999.まとめ
第07章 章テスト01
第07章 章テスト02
第07章 章テスト03
第07章 章テスト04
第07章 章テスト05
第07章 コマンド入力テスト52

【 感想 】 この章はICND1とICND2に分かれていますが、感想は両方まとめて記載しています。
たぶん、スタティックルーティングとダイナミックルーティングの違いや設定方法は、ネットワーク関係の本やCCNA対策本を読んでも十分わかると思います。 でも実際にルーティングテーブルがどのように作られるのか、スプリットホライズンやポイズンリバースなどがどのように働くかなど、本を読むよりも説明してもらった方がずっとわかりやすいですね。 でも、何で本を読んでも解らないのに、人に教えてもらうとわかるんだろう???ってちょっと疑問。 本を書いている人も、読み手がなるべくわかるように書いているんだと思うんですけど。 CCNA Super Expressを見た後で、CCNA対策本を読むと、CCNA対策本に書いていることが非常にわかりやすく感じますよ。

この章で最も時間をかけて説明してるのがRIPです。 RIPはダイナミックルーティングプロコルの中で最も簡単なプロトコルですので、RIPを使って、ダイナミックルーティングとはどういうものかをしっかりと理解してもらおうということでしょうね。 このことはとてもいいことだと思います。 試験に出る出ないにかかわらず、まずは簡単なプロトコルで理解を深め、その後に難しいプロトコルに進むと理解力がアップします。 ただ、EIGRPに関してもはもう少し説明があってもいいかも?

この章で特にお勧めなのが、次の3つ。

  • RIP のモニタリング
    ルーティングアップデートってどんなふうに送られてる?
    ネットワークが障害になった時はどうなる?

  • サブネットでのクラスフルルーティング
    クラスフルルーティングなのに、どうしてサブネットしているネットワークのルーティング情報がわかるんだ!

  • クラスレスルーティングプロトコル
    VLSM、CIDRってなにが違う?
    経路集約にはクラスレスルーティングが必須と思ってた人いない?

第8章 アクセスリスト
章評価 :

【 章構成 】
■ICND2
0.ポイント
10.アクセスリスト
20.アクセスリストの種類と配置
30.ワイルドカードマスク
40.ワイルドカードマスクの例
50.アクセスリスト設定コマンド
60.telnetアクセス制御
70.名前付きアクセスリスト
80.アクセスリスト確認
90.IPアクセスリスト例
100.IPアクセスリスト例(telnet)
999.まとめ
第08章 章テスト01
第08章 章テスト02
第08章 章テスト03
第08章 コマンド入力テスト01
第08章 コマンド入力テスト02
第08章 コマンド入力テスト03

【 感想 】
この章の説明は非常にわかりやすくアクセスリストの基本的な解説としては十分だと思います。 ただ、この章のビデオでの説明時間が約 1 時間と今までの章に比べて圧倒的に短い。 最近、セキュリティ!、セキュリティ!、セキュリティ!と声高々に言われていていますが、ルータの機能のセキュリティと言ったら、アクセスリストです。 したがってアクセスリストはルータの非常に重要な機能です。 アクセスリストを理解しなければ、ルータの設定は行ってはいけない!と思えるくらいです。

そう考えると、もっと時間を割いて説明して欲しい気がします。 アクセスリストは例をあげて説明するのが一番です。 もちろん、CCNA Super Express でも例をあげて説明してくれていますが、もっともっとたくさんの例をあげて説明してくれると良かったのにな〜と思います。 せっかくわかりやすい説明をしてくれているのにちょっともったいない気がします。

他の章は、擬似シミュレーション問題(コマンド入力問題)が 1 問しかなかったのですが、この章には 3 問もありました。 他の章でももっと増えるといいですね。

第9章 WAN
章評価 :

【 章構成 】
■ICND1
0.ポイント
10.WANの概要
20.回線の種類とカプセル化
30.HDLC
220.NAT
230.NATアドレス
240.NAT設定
250.NAT確認
260.その他のネットワーク
270.インターネットアクセスルータ
280.VPN
290.テレフォニー
999.まとめ
第09章 章テスト01
  ■ICND2
0.ポイント
40.PPP(Point-to-PointProtocol)
50.PAPとCHAP
60.PPPの設定
70.フレームリレー
80.DLCI
90.LMI
100.FRのトポロジー
110.サブインターフェイス
120.サブインターフェイスの例
130.フレームリレーの設定
140.フレームリレーのモニタリング
150.ISDN
160.ISDN用語
170.ISDNコマンド
180.DDR
190.DDR設定
200.ダイヤラープロファイル
210.ISDNとDDRその他のコマンド
999.まとめ
第09章 章テスト01
第09章 章テスト02
第09章 章テスト03
第09章 章テスト04
第09章 章テスト05
第09章 章テスト06
9章コマンド入力練習-問題1
9章コマンド入力練習-問題2
9章コマンド入力練習-問題1の解答
9章コマンド入力練習-問題2の解答

【 感想 】 この章はICND1とICND2に分かれていますが、感想は両方まとめて記載しています。
CCNA で一番難しいのはどれ?って聞くと、ほとんどの人が、WAN って答えるほど、みんなが苦手な WAN 。 WAN には接する機会がないから難しく感じるけど、でも本当は WAN はそんなに難しいってわけじゃないんだよね。 WAN にはキャリアが提供するサービスの知識がいるので、NTT とか KDDI なんかのホームページで、専用線、フレームリレーなんかをちょこちょこっと見といてから勉強を始めるといいと思う。 これだけでも随分理解度が違うと思うよ。

でー、CCNA Super Express の方ですが、この章もかなりの時間を割いて詳しく説明してくれてます。 ところどころで前の章を振り返りながらの説明は非常にわかりやすいですね。 関連性の説明をしっかりされているところがとてもいいと思いました。 テキストの方もたくさんの show コマンドの出力結果があり、CCNA の試験でも非常に有益なものに仕上がってます。

けんたがこの章で注目したのが、NAT の説明です。 なんと、NAT 関係だけで 20分以上もの時間を割いているんですよ。 そしてこれがまたすごくわかりやすいときたもんだ。 いつもはぼーっと聞き流しているけんただけど、NAT の説明のところは聞き入ってしまいました。 すごく良かったです。 旧試験の時にはほとんど出題されないと言われていた NAT ですが、新試験では大いに出題されるようですから NAT はしっかり勉強しておきましょう。

注) ISDN は現在の CCNA/CCENT では試験範囲外なので、9 章の 150 〜 210 は勉強する必要はありません。

第10章 トラブルシューティング
章評価 :

【 章構成 】
■ICND2
0.ポイント
10.トラブルシューティング技法
20.実践的問題
30.問題を定義する
40.事実を集める方針
50.OSI階層の下から上へ
60.トラブルの範囲を限定する
70.pingを中心に調査する
80.事実を集める
90.可能性を考える
100.さらに事実を集める
110.原因の可能性が見つかった
120.解決プランを考える
130.解決プランを作る
140.解決プランを実行する
150.結果を観察する
160.即席技法
170.PCコマンドを使う
180.ツールを使う
190.例題1
999.まとめ
第10章 章テスト01
第10章 章テスト02
第10章 章テスト03
第10章 コマンド入力テスト01

【 感想 】
第10章、これが最後の章です。 この章は実際にトラブルが発生した時に、どのようにしてそのトラブルを回復していくかを体系だてて説明しています。 「現状把握」「OSI 階層の下から上へ」「範囲を狭める」「現実的には ping を使用する」などと、基本的には当たり前のことを言ってるんだけど、その当たり前のことを知らない人にとっては、「へぇ〜 x 100」なのかも知れない。 トラブルの発生から回復まで、その対処方法を詳しく説明しているので、非常に実践的な内容になっている。 実務経験がない初心者の人が、CCNA を取ったとしても、それをどのように実務に生かしていくかわからないと思う。 そういう人のための内容になっていて、この章を見ると、「へぇ〜、トラブルが起きたらこうやって処置していけばいいんだ〜」って思うと思う。


このように、初心者にとっては非常に有益な章なんだけど、けんたの評価はちょっと低め。 章のコンセプトと説明のわかりやすさはエクセレントなんだけど、実際の操作画面が全然なく、図だけで説明している。 そして、操作を口で説明してるんだよね。 例えば、TFTP サーバーにコンフィグをバックアップする時に、「コピー、ランのティーエフティーピー」と口で言っているだけで、実際の操作画面が全然ない。 マニュアルには載っているけど、ここは実際の操作画面(静止画じゃなくって、動画ね)が絶対欲しい。 もちろん、欲しいのは TFTP サーバーへのバックアップだけじゃなくて、ping の画面とか、show ip route の画面とか、マニュアルに載っている静止画面じゃなく、動いている画面が欲しい。 それがあるかないかで理解度が 100 倍違うと思う。 この章は、Cisco に限らず、ネットワークに関する実務経験がある人にとっては、当たり前のことを言っている章なんだから、完全にネットワークトラブル対応をしたことのない人向けの章なんだ。 だったら、その初心者がより理解しやすいようにしなきゃいけないと思う。 すごくいい章だと思うけど・・・・・・もったいないね。